一年ほどご無沙汰中の知人に、お久し振りの挨拶の電話をした。
彼 「最近如何ですか?」
僕 「お客さんの反応が違ってきたんですよ」
彼 「どう違ってきたんですか?
僕 「三省堂さんの店先でデモをしていていても、以前なら、いい音ですね、という声がかかったのですが、最近は初めてKOIの音を聴いた人が、先方から、凄い音ですね、とか、革命ですね、などという声をかけてくださるんですよ。」
彼(あっさりと) 「いまはいろんな売り場や展示会などでいろんな音響機器がデモをやっていますね、きっと耳が肥えた方が増えてきて、違いがわかる方が多くなったからでしょう。」
僕たちは現在の変化を”百匹目のサル”みたいだと話していた。つまり、宮崎県幸島のニホンザルの群れの中でイモを洗って食べる個体が出現し、真似るサルが増えて100匹を超えたとき、まったく行き来の無い別の島でもイモ洗いが始まったという話だ。
僕達のKOI Tigerのデモンストレーションの積み重ねが一定量を超えたとき、それまで接触の無かった人々にまでトランスパーソナルな変化を引き起こしたのだろうか、信じられないが、と昨日まで訝っていた。
証拠は無い。しかし、彼の説明の方がトランスパーソナルよりありえる話だと思う。
スポーツでも商品の世界でも、ライバルの存在が多くの関心をひきつけることは幾度も目にするところだ。
電話一本でよい教えを乞うことができた。ライバルのみなさんをリスペクトしつつ、着実に進んでいこう。
(2010.3.9.h.k.)



